2025年9月12日の投稿[1件]
千葉レッドデータブックの説明
A ハチジョウシュスラン ラン科
Goodyera hachijoensis Yatabe
【種の特性】 常緑多年生草本。茎は地表を這い赤褐色。葉は常緑で互生し、中肋にそって白く刷毛で掃いたような白斑がある。花は9月に咲き、高さ10〜15cmほどの花茎を出し、長さ4mmほどの淡褐色の花を密につけ、シナモン様の香りがある。葉に白斑のないものをオオシマシュスランと呼び、ハチジョウシュスランと混生し、千葉県ではこちらの方が多い。[H]
【分布】 本州(関東南部・伊豆諸島)・九州・琉球。台湾。
【県内の状況】 オオシマシュスランは1998年に御宿町ではじめて記録され、その後2006年に館山市のいくつかの場所でハチジョウシュスランとともに見つかった。気候温暖化による分布の拡大と考えられる。館山市の産地からはハチジョウシュスラン、オオシマシュスランが大量に生育する伊豆大島が指呼の間に見える。
【保護対策】 鑑賞目的などでの採取を行わない。
【文献】 千植誌 2003:918,907
【写真】 2008. 館山市 大場達之 (大場達之/天野誠)
A ハチジョウシュスラン ラン科
Goodyera hachijoensis Yatabe
【種の特性】 常緑多年生草本。茎は地表を這い赤褐色。葉は常緑で互生し、中肋にそって白く刷毛で掃いたような白斑がある。花は9月に咲き、高さ10〜15cmほどの花茎を出し、長さ4mmほどの淡褐色の花を密につけ、シナモン様の香りがある。葉に白斑のないものをオオシマシュスランと呼び、ハチジョウシュスランと混生し、千葉県ではこちらの方が多い。[H]
【分布】 本州(関東南部・伊豆諸島)・九州・琉球。台湾。
【県内の状況】 オオシマシュスランは1998年に御宿町ではじめて記録され、その後2006年に館山市のいくつかの場所でハチジョウシュスランとともに見つかった。気候温暖化による分布の拡大と考えられる。館山市の産地からはハチジョウシュスラン、オオシマシュスランが大量に生育する伊豆大島が指呼の間に見える。
【保護対策】 鑑賞目的などでの採取を行わない。
【文献】 千植誌 2003:918,907
【写真】 2008. 館山市 大場達之 (大場達之/天野誠)
